物置

雑多に、備忘録として

【読んだ本まとめ】2023年9月

アフター帯状疱疹の9月中は結構体調悪かったり新たな健康不安が噴出したりで、休みの日は病院行くか寝てるかの2択だった。昼間はかなり暑かったし、でも夜は少し寒さを感じるし。暑いのか、寒いのか、どっちなんだい。

お彼岸の頃にはだいぶ涼しく過ごしやすくなった。今月は主に病院の待ち時間に読書していた。

 

紙の本

桃を煮るひと

くどうれいんさんの食べ物エッセイ。前の「わたしを空腹にしないほうがいい」もおもしろくて、何回も何回も読み返した。だから、待ってました!っていう気持ち。表紙の手触りがしっとりしてて好き。無駄に触ってしまう。

この人の書く食べ物の話、ぜーんぶ美味しそうで食べたくなっちゃってお腹が空いてしまう。そうしているうちにあっという間に読み終わってしまうのだ。一緒にご飯食べたら絶対おもしろいだろうな。

タイトルのエッセイ「桃を煮るひと」がとても印象深い。桃を煮ることと恋をしていることがイコールでつながる、れいんさんのお母様のその思考回路がおもしろいと思った。酸いも甘いも経験している人の言葉だと感じた。

読んでて意外だなって思ったのは、「ひとりでご飯を食べられない」。これだけ食べ物の話で文章が書ける人なのだから、いろんなところへ食べ歩いているのだと思っていた。人は見かけによらないじゃないけど、そんなことを思った。

 

今月は1冊のみ。

Kindleで「ゴールデンスランバー」を少しずつ読んでいる。もう少しで読み終わりそうだ。

相変わらず読むのが遅いくせに厚めの文庫本(not京極夏彦)を1冊買っちゃって、積みが増えてしまった。読書の秋がきた、とでも思うことにする。