物置

雑多に、備忘録として

【読んだ本まとめ】2024年2月

仕事の休憩中に小説を読み、家ではマンガを読む生活。

 

真月譚 月姫3〜10

一気読みした。めっっっっっちゃおもしろいね!!!!!!厨二心をくすぐられる設定や展開。続きが気になってどんどん読み進めてしまった。

空の境界」ってある意味ボーイミーツガールって感じだと思ったのだけど、「月姫」もそんな気がした。というか、よりボーイミーツガール感が強い。それから、「空の境界」から設定を流用しているキャラがいるのもニンマリする。「月姫」では秋葉が好きです。「空の境界」では鮮花が好きでした。

アルクと志貴、幸せになって……。

 

神作家・紫式部のありえない日々 1

史実を元にした歴史コメディ。紫式部を同人作家とすることで何故かすんなり頭に入ってくる。せっかく仕事の紹介があったものの宮廷に馴染めず5年引きこもるとは、格が違いすぎる。

隣の部屋の子が完全に腐女子ムーブかましてて紫式部も内心腐女子と思ったシーンに爆笑した。日本史にあまり興味が持てない人間なのだが、続きがとてつもなく気になるので買うと思う。

 

繁忙期なのでこの世全ての「フライディ・チャイナタウン」を聴いた(サブスク編)

仕事のストレスで疲労困憊だったある日、「そうだ、フライディ・チャイナタウンを聴こう」と思い立ったわたしはAmazon Music Unlimitedの奥地へと向かい、「フライディ・チャイナタウン」のカバーも含め全て聴くという暴挙に出た。思った以上にカバーしているミュージシャンが多かった。

めちゃくちゃカバーもあったのであれこれ聞いていたらオリジナルの他に自分に馴染むフライディ・チャイナタウンがあったので、3曲ほどご紹介。Amazonだと試聴リンクが貼れないので、iTunes貼ってます。

 

デラックス×デラックス「フライディ・チャイナタウン

超重量級昭和歌謡バンド、とのこと。確かに、見た目がデラックスすぎる。

歌声が超パワフル。バンドサウンドも超パワフル。街一つ消し去って新たにビルドしたのかな?くらいパワフル。「It's So Fly-Day Fly-Day Chinatown」の「So」の裏声?が好き。強すぎるし美しすぎるだろ……。それから、少しテンポが早いので疾走感があってめちゃくちゃカッコいい。この「フライディ・チャイナタウン」はとびっきり良い車に乗っていそう。高級外車のスポーツカーとか。

正統派カバーって感じがして万人におすすめできるフライディ・チャイナタウンだと思った。

フライディ・チャイナタウン

フライディ・チャイナタウン

  • デラックス×デラックス
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

BENIフライディ・チャイナタウン

音が、未来すぎる……。イントロだけで思わず「どこ?」と口走った。知っているはずのフライディ・チャイナタウンなのに、全然知らないフライディ・チャイナタウンに来た。でも、よくよく聞くとやっぱり知っているフライディチャイナタウンだったので安堵。近未来のメトロポリス。歌声も相まって超絶都会的。

英語バージョンもあるのだが、ふだん日本語で聴いている曲が英語になっただけで知らない曲感が増すのは何故だろうか。でも、好き。

↓日本語版

フライディ・チャイナタウン

フライディ・チャイナタウン

  • provided courtesy of iTunes

↓英語版

フライディ・チャイナタウン

フライディ・チャイナタウン

 

市川由紀乃フライディ・チャイナタウン

こぶしの効いたしっとりフライディ・チャイナタウン二胡とドラの音でより想起される中華街。そして、ライブ音源だったことに気づく。

オトナの余裕を感じられる、非常に上品で少しアダルティな印象。でも、2番の「お店にならぶ 絹のドレスを指さす」のくだりがないの……。そこ欲しかった、すんごく聴きたかった。

余談だが、演歌界の歌手がJ-POPカバーするのめちゃくちゃうれしい。大好き。すんごい聴いちゃう。

 

 

散々カバーを聴きまくった後に聴くオリジナルはレジェンド。「これだよ、これ」と言いながら啜る昔ながらの中華そばみたいなものだと思う。一周まわって結局戻ってくる。

人には人の「フライディ・チャイナタウン」なので、自分好みの「フライディ・チャイナタウン」を見つけると楽しいかもしれない。

そしてまたわたしは、フライディチャイナタウンを探す旅に出る。YouTubeへ……。

 

【人生の実績解除】試される大地に降り立つ、その他付随する実績解除まとめ

以下、少女マンガのような導入

わたし、ゆとりある!新年早々上司に「北海道出張行ってもらうね」って言われちゃって大変!!!行き先は札幌市!!!「水曜どうでしょう」の聖地、平岸高台公園に行けそうなのは嬉しいけど移動は苦手な飛行機だし(「マーライオン」確定?!)、枕が変わると眠れなくなる体質だし、せっかく初めての北海道で美味しいものたくさん食べようと思っても仕事のストレスで胃がおかしくなりそうだし、もう一体どうなっちゃうの〜〜〜?!(導入終わり)

 

実績解除1.試される大地(北海道)に降り立つ

初めて北海道に行ってきた。仕事で「繁忙期が過ぎたら北海道出張」は前々から決まっていた事象だったのだが、まさか年度末を待たずして行く羽目になるとは思ってもいなかった。わたしの北海道ヴァージンがこんなにも冷え込む時期になったとは、会社・土地・運、その他色々に相当試されている。

新千歳に降りたって思ったのは、広いだった。空港が広い。たくさんの航空会社が乗り入れている。駅へ向かい札幌駅行きの電車に乗る。日本人はもちろん、外国人も多い。こんなに寒いのに。こんなに雪が多いのに。北海道は魅力だらけなのだろう。こんなド平日なのにも関わらず、人が多いのだから。

この出張中に足先の霜焼けが悪化した。霜焼けは毎年なっているとはいえ近年はかなり改善しており、さほど気にしていなかった。しかし、さすが北海道。寒さのレベルが違う。底冷えがものすごい。ストッキングを重ねて履くなどそれなりに対策をしたが、足の指先が数箇所ぷっくりと赤く腫れ上がってしまったし、寒い部屋ではまだらに紫色をしていてなかなか気持ち悪い。毒状態になっている気分。お風呂に入り温まっていると、腫れ上がった箇所がめちゃくちゃかゆくなる。そんなことを出張先で関わった人に話したら、「大丈夫ですか~~~!?下手したら凍傷とかなっちゃうかもなんで本当に気をつけてくださいね……!」とはちゃめちゃに心配された。北海道の冬はやはり馬鹿にできない。

総じて冬の「果てしない青空と広い大地」に試されていた。

 

実際解除2.米を買う

出張中の下宿先はウィークリーマンションだった。どのように生活するか悩んだ結果、自炊することにした。極力家での暮らしと変わらないようにすることでストレスを減らそうという試みだ。ご飯かパンかと問われたら断然ご飯派なので米は必須。パックご飯で妥協するか悩んだが、お安い1.8kgの精製米が目につき、買ってしまった。実家は米を作っているので、今まで米を買ったことがなかった。米を金で買う、わたしにとって非日常すぎてちょっとわくわくした。

朝晩は作ったカレーまたは納豆ご飯を食べて、昼はおにぎりを持って行って食べた。いつも通りの生活だから安心した。でもストレスがかかっていたのだろう、出発前から続いていた胃の不調をまだ引きずっていて病院で処方された胃薬を飲む生活だった。

 

実績解除3.さっぽろ雪まつりへ行く

休みの日が雪まつりの開催期間と被っていたので、行ってみた。ものすごい人出。大通公園1丁目から順番に歩いて回った。

なんといっても注目なのはゴールデンカムイ雪像だろう。大迫力の杉元、アシリパさん、白石で大興奮だった。それから、市民雪像のシュールさに驚いた。作る雪像はかなり自由なのだろうか。バラエティ豊かでおもしろかった。

それにしても、寒い。生まれも育ちもこれまでの人生も東北地方から抜け出したことがないので、寒さには慣れっこ……とはいかなかった。たっぷり2時間弱楽しんできたわけだが、雪ミクを見る頃には体が芯から冷えており、心が折れそうだった。こんだけ寒いのにほぼ生足状態の道産子ギャル、強すぎか?

f:id:meronoannohito:20240219015822j:image「ジャンケンに対する熱い想い」を込めた雪像。なかなか無いタイプの雪像だと思った。

 

実際解除4.札幌時計台へ行く

雪まつりのついでに見に行った。寒すぎるのと道が分からなくなって地下道に避難したおかげか、たどり着く前に嫌になって引き返す、ということにならずに済んだ。

以前何かで見た「日本三大がっかり名所」のひとつ。オフィス街にぽつんと佇んでいた。まわりのビルが高すぎるから、相対的に小さく見えてガッカリされるのも納得。それでも雰囲気があって個人的には好き。体力の限界だったため、内部の見学はやめた。

それにしても、札幌は大都会すぎる。

 

実績解除5.平岸高台公園へ行く

水曜どうでしょうの前枠、後枠の聖地。実際に足を運んで驚いた。高低差がありすぎる。もうちょっとなだらかな斜面だと思っていたが、かなり急斜面な作りになっていて、なかなか危ない。

公園の入り口にはonちゃんレリーフがあり、HTBのお膝元だったんだなとしみじみ感じた。水曜どうでしょう関連の石碑が雪で埋まってるっぽくて見つけられなかった。夏に行くべきだな、これは。

 

実際解除6.札幌ラーメンを食べる

札幌ラーメンと言えば味噌味。酔い止めを飲むために何か胃に入れておきたかったその時(札幌と言えば味噌ラーメン、食べてないな)と思い、帰りの飛行機の搭乗前に慌てて食べた。保安検査後にも食べられるお店があってよかった。

麺がもちもち。しっかりとコシがあって美味しい。スープはちょい濃いめ。寒く味覚の鈍る北国だし、濃い目がちょうど良いのだろう。熱くてなかなか冷めないラーメンを出発30分前に食べるリスキーさ。とても美味しかった。最後の最後に北海道らしいものを食べた。

 

 

仕事とはいえ初めて行く土地でそこそこ楽しんだ北海道出張だったが、仕事としてみると、本来の予定とは裏腹にスケジュールの詰め込まれた慌ただしい出張だった。正直疲れた。帰宅後、12時間以上眠っていたくらいには。

再び北海道へ行けるなら、仕事ではなく旅行で夏に行きたい。強く願う。

 

【読んだ本まとめ】2024年1月

やはり仕事の合間に読んだもの。

 

動物のお医者さん10、11、12

とうとう最終巻まで読んでしまった。相変わらず漆原教授や菱沼さん、ハムテルの祖母など強い面々に振り回されたりされなかったりしている。

菱沼さんの親戚のお家に行く回や動物病院に修行に出る回がおもしろかったな〜〜。

ハムテルは動物病院を開業することになって物語が終わった。動物たちやまわりの人間に振り回されながら生きるのだろうなぁ。その後も気になる。小話的なスピンオフとかないのか?!

 

400ページくらいある小説を読んでいるが、ちっとも読み終わる気配がない。でもめちゃくちゃおもしろいので、3月が終わるまでには読み終わりたい気持ちでいる。

【読んだ本まとめ】2023年12月

今更ながら。仕事の合間にマンガを読んでいた。

 

動物のお医者さん8、9

犬ぞりレース、ふたたび。満を辞して漆原教授参戦!チョビがリーダーとして覚醒!!見どころだらけの回だった。

このマンガってどんな風に最終回を迎えるのだろうか。ハムテルと二階堂がドクター修了するまでかなあ?

新装版しか出てこなかった。花とゆめ版は配信終わったのかも。

 

真月譚 月姫1、2

セール時に全巻買ってしまった……。いつかPCゲームをやりたいと思いつつも叶わず、全年齢版が最近発売されていたので買おうか悩んでいたところ、Kindleセールが目についた。

やっぱり導入からおもしろい。魔法使い、直死の魔眼は「空の境界」で履修済なので、スッと入ってきた。アルクってこんなにあっけらかんとしているんだ…好き。まだまだ序盤だから、これからどうなるのか楽しみ。

 

 

最近、久しぶりに小説を読んでいる。これも仕事の合間に読んでいるから、読み終わるのはまだ先になりそう。忙しない仕事だから、15分ほど本を読む時間は心がニュートラルになってちょっと落ち着く気がする。

「ゴジラ−1.0」を劇場で観た感想

軽くネタバレあり。

2024年1月に今更ながら観てきた。田舎でもロングラン上映していたということは、めちゃくちゃ評価の高い良い映画なのではないか、という裏付けになりうる気がする。何より、公開1ヶ月以内に観に行った友人の感想がいつになく熱のこもった内容で心底驚いたのだ。これは間違いなくエンタメしてるだろ、「ゴジラ−1.0」。繁忙期も終わったこのタイミングでようやく映画館へ足を運んだ。本当に繁忙期はクソ。

 

特攻隊員の敷島(神木隆之介)は終戦後、機雷除去の危険な仕事に就く。その時、戦時中大戸島で目撃した「ゴジラ」と呼ばれる大怪獣と再び遭遇する、という内容。

一目見て驚いた。CGがエグい。こんなに生のような質感が表現できるのかと驚いた。ゴジラはもちろん、街並みや戦艦や戦闘機、水の表現などあらゆるものがほぼCGなのだが、違和感がない。ものすごい。昭和の街並みの再現度がえげつない「Always 三丁目の夕日」の監督なので、絶対CGに関してはレベル高いと思っていたけど、ここまでとは……!!没入感が高くて本当にすごい。それから、電車に乗っている浜辺美波ゴジラに襲われるシーン、すごくないか?電車の手すり?に捕まって落ちないようにと耐えている。全部CGなのか、電車のセット組んで背景だけCGにしているのか。ハラハラしてリアリティのあるシーンで印象深い。

ストーリーはややご都合主義感が強かったものの、展開に疑問を持つようなことは無くて、純粋に楽しめた。「戦争で多くの人が亡くなったから、ゴジラとの戦いでは誰一人死なせない」なんてセリフがあって、目頭が熱くなった。

 

俳優陣もすごく良くてさ……安藤サクラとか「冷たいこと言うけど、めちゃくちゃ面倒見のいい姉さん」が似合いすぎて好きだった。山田裕貴は元気でちょい無鉄砲で仲間思いな役も良いなと思った。というかこの人、役によって見た目もかなり化けるタイプ……?チャッキチャキな江戸っ子喋りの佐々木蔵之介もギャップで好き……ってなったし、極めつけが学者先生役の吉岡秀隆。彼がいると昭和感マシマシになる不思議。完全に「Always 三丁目の夕日」の影響であることに間違いない。

ところで、神木隆之介に「宝くじ」のイメージがこびりついてしまって、懐からおもむろに宝くじを出し「宝くじによって精神の安寧を保っているイカれた男」ムーブをカマさないかヒヤヒヤした。大戸島で初めてゴジラに遭遇した時、実質内縁の妻である浜辺美波を失った時、戦闘機でゴジラの口に突っ込む時、あらゆるシーンで「宝くじがあるから」で全てを解決する展開になったら間違いなく笑いを堪えきれず呼吸困難になってた。ならなくてよかった。

 

しばらく続いている、邦画はちょっと微妙よね……みたいな流れが多少マシにならないかなと思う。ちゃんとお金かけてちゃんとおもしろいものはある。

2023年に楽しんだエンターテイメントの類

2023年の備忘録として。思いついた順。

 

現場

平沢進+会人 HYBRID PHONON 2566

終わらないで!って思った。本当に良かった。めっちゃ良かった。行きの新幹線でガチ酔いしたり、国際フォーラムに辿り着けないんじゃ無いかってレベルで汗だくになりながら迷子になったりしたけど、それらの苦難が帳消しになるくらい最高のライブだった。

meronoannohito.hatenablog.com

 

文春落語オンライン柳家喬太郎独演会

配信なので、現場といって良いのかどうか……。良いことにする。初めて落語のチケットを買った。あっという間に終わってしまって、何回か見返した。いつかは現場に行きたい。生の迫力を味わいたい。

meronoannohito.hatenablog.com

 

ゲーム

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム

2023年で1番遊んだゲーム。前作からボリュームアップして空も地底も行けるようになった。ただ散歩するだけでも楽しいし、毎回新しい発見がある。前作は120時間程度でメインチャレンジとミニチャレンジ全てクリアできたのだが、今作は150時間かけても全然終わらなかった。未だにミニチャレンジを進めている。

ストーリーが好きだし、キャラクターも好きだし、最後は泣いてしまったし、2023年最高のゲーム体験だった。

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VAMPIRE SURVIVORS 

500円くらいで一生遊んでいられるゲームを買った。操作は移動だけ。レベルが上がるにつれて武器の弾幕がものすごいことになるし、時間経過で敵の密度が上がる。ゆえに画面の密度も上がる。そして軽くフリーズする。極め付けは宝箱。アイテムが1個または3個、より運が良ければ5個入っている。5個の時は脳からアドレナリンが出る音がする(?)し、はちゃめちゃに射倖心を煽られる。本当に合法なんですかね?このゲームは。

Switch版も買っちまったよ。

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store-jp.nintendo.com

 

映画・ドラマ・TV

犬神家の一族(1976年版)

石坂浩二演じる金田一耕助の、まぁ〜〜〜〜いいこと。キュッとまとまっていて最高におもしろい映画だった。

meronoannohito.hatenablog.com

 

イコライザー2

悪い奴9秒で絶対殺すマンこと元CIA工作員ロバート・マッコールが、前作に続いて悪い奴のところにひとり殴り込みに行く映画。デンゼル・ワシントン、渋い。大好き。

 

 

池袋ウエストゲートパーク

ある日プライムビデオで配信が始まっていた。原作は最初の巻のみかなり前に読んだ。

すんごいエンタメしてる。「めんどくせぇ!」などと言いながらもトラブルシューターとして働くマコトがカッコ良すぎる。なんだかんだで事件を解決する展開は清々しい。

カラーギャングや当時の池袋の空気感を全く知らないわたしとしてはかなり新鮮。それでも、いつの時代も社会問題となることは一緒のような気がする(当時の援交と現在のパパ活、など)。

スープの回はかなり衝撃的だった。スペシャル版だからドラマ本編観てなくても楽しめると思う。

キング役の窪塚洋介がカッコ良すぎてエグい。以前プレイしたノベルゲーム「街」に出ていた窪塚洋介しか知らないから、こんなにカッコいい、カリスマって感じのビジュアルになってて驚いた。これだけでも見る価値がある。

 

だが、情熱はある

ストーリー、演出、どれもこれもものすごい熱量だった。いちばんアツかったのはオードリーのM-1敗者復活戦かな。ドラマもそうだし、後からプライムビデオでM-1の決勝1本目も観たが、強いネタだった。風向きがオードリーを向いていた。

役者の演技もものすごかった。実在している人間が出てくるから、言い回しや仕草などに違和感があればドラマの内容よりもその違和感に引きずられてしまうと思うが、それが全くなかった。みんなオードリーだし、南海キャンディーズだった。主演の2人はもちろん、春日の独特のワードセンスや、しずちゃんの訥々とした話し方がものすごく自然だった。

山里さん、若林さんそれぞれのエッセイ本を読み、たりないふたりを観て、めちゃくちゃ他人の人生を深掘りしながら毎週追いかけた3ヶ月だった。なかなかに濃かった。「人生はエンタメになり得る」と芯を掴んだようなドラマだったと思う。

www.ntv.co.jp

 

VIVANT

夏めちゃくちゃ盛り上がったドラマ。毎週「そうくるんかい!?」という展開ばかりでものすごくエンタメしてた。そもそも、出てくる俳優陣みんな日曜劇場主役級なんだもん!おもしろいに決まってんじゃん!!!1話からあんなに飛ばしてくるとは思わなかったし、(いつ松坂桃李は出てくるんだ……?)とあんなにヤキモキしたドラマはない。

ところで、乃木の別人格がどういう経緯で出てくるようになったのか非常に気になるんだけど、ドラマ中に明言あったっけか……?

 

SIX HACK

出会えてよかったし、深夜に出会わなくてよかった。ユースケ・サンタマリアの胡散臭さが好き。そんな番組。

youtube.com

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音楽

KAT-TUN「FANTASIA」

良アルバム……。遅ればせながら通常盤も聴いた。ソロ曲、良……。語彙が消えた。謎曲「KAT-TUNの現場」、KAT-TUNあるある詰め込みすぎてこれも良い。

ライブBDも良くて、全てが最高だったけど、中でもいちばん引き込まれたのが亀梨くんのソロ曲。演出エモすぎる。何回も繰り返して観た。世界観の作り方が上手い…上手すぎる……。

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三浦透子「点描」

心のお守りアルバム。「通過点」にどれだけ心が救われたか。悩んだり泣いたりもがいたりしている人類みんな聴いてほしい。

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Perfume「Complete Best」

今更初期も初期のベストアルバムを買った。インディーズ時代の曲も入ってて最高だし深いし驚いた。「ビタミンドロップ」や「スウィートドーナツ」が大好き。マジで聴いたほうが良い。これをティーンのPerfumeちゃんが歌ってたのか、すげ〜〜〜〜!!!!と思う。ほぼ「ポリリズム」以降しか知らないから発見ありまくり。

あの日「シルシルミシル」という番組でよく聴いたBGMがPerfumeの曲で、十数年越しに答え合わせした気分になった。

 

SixTONES「1ST」

京本大我の「Hey You!」に誘われ購入した。結果、大満足。全曲最高。2ndアルバム「CITY」で分かっていたけれど、みんな歌声がいいな。

あと、思ったのが「うやむや」という曲。ボーカロイド曲っぽい矢継ぎ早に続くメロディと歌詞が、SixTONESにピッタリだと確信した。

やっぱりカッコいいな。アイドルしてるんだな。ラジオではみんなだいぶ様子がおかしいのに……。

1ST (通常盤)

1ST (通常盤)

Amazon

 

 

以上。今年もたくさんおもしろいものに出会えますように!!!!!