物置

雑多に、備忘録として

【令和4年度】年度末をサバイブするための3曲

また、繁忙期が来た。毎年のことだが、年度末は年末よりも忙しく、1人でこなすには処理能力に限界のある仕事量、自分のミスに自己嫌悪し、納期スケジュールは無理難題を要求され、職場の雰囲気はいつにもましてピリつき心も身体もボロボロになってしまう。これ以上働くと仕事も人間も嫌いになるしなんなら人でなくなってしまうが、それでもお金のため歯車として出勤するわたしを奮い立たせ人間界にとどめてくれる3曲。

 

岡村靖幸「インテリア」

「操」というアルバムの2曲目。ダンサブルな曲調と細かい音がたくさん聞こえて、最高に踊り出したくなるような曲。

聞くたびに歌い出しの「カッターナイフみたくスパッと切れるから言葉には愛を持とう」という詞にハッとさせられる。自分や他人が人であるかどうかは、放たれた言葉に愛がこもっているかどうかにかかっている気がする。切れ味の鋭い言葉こそ常に愛を持っておかねば、うっかり通り魔的な発言をして他人の心を殺めてしまうかもしれない。良くない。忙殺される今時期だからこそ、己を人として留めておいてくれる曲でもある。引き止めてくれてありがとう……。

インテリア - YouTube

 

Busy「Be Somewhere」

00年代中盤にキッズだったゆとり世代なら(おそらく)ご存じ、アニメ「ロックマンエグゼストリーム」のOP曲。

大人になってからじっくり聞くと、明るく爽やかな曲にちりばめられた深すぎる詞が胸に刺さりっぱなしになる。「Answer Must Be Somewhere 私のこと誰よりも知ってる 私だから信じられる」の強さよ。わたし自身の「こうありたい」がすべて詰まっている。仕事中に突如不安や理不尽に襲われることが多くあるが、負けずに突き進みたいときに大きな力になる曲。「ロックマンエグゼストリーム」の主人公、熱斗ロックマンはどれほど大きな力を目の前にしても不安に負けずに戦っていた。わたしも彼らのように立ち向かっていきたい。繁忙期という強大な季節に。

ところでBusy、既に解散してしまった女性ダンスボーカルグループで、この曲はポルノグラフィティの新藤さんとポルノグラフィティのプロデューサーの本間さんの作った曲と知り驚いた。だって、これ、実質ポルノグラフィティじゃん……!踊って歌うポルノグラフィティ。Busyのメンバーのビジュアルが強めでめちゃくちゃかっこいいお姉さんグループだったのも好き。手に入るのなら、アルバムが欲しい。現物で欲しい。Amazon musicで聴けるけれども。

【MV】Buzy / Be Somewhere(full.ver) - YouTube

 

Aiobahn feat.KOTOKO「INTERNET OVERDOSE

昨年発売されて話題になったインディーゲーム「NEEDY GIRL OVERDOSE」のテーマ曲。

バッキバキの打ち込みでユーロビートっぽさを感じ、でもドラムがガバっぽい気もして、MVは女の子がパラパラ踊ってて、全体的になぜか00年代初頭感が否めない、萌え声セリフ多めな曲……。混沌とした年度末に沈み切った気持ちをぶち上げてくれ、脳内麻薬をドバドバ出し、馬車馬のように働く気力がみなぎってくる。とんでもなく仕事行きたくないときは運転中に大音量でこれを流すとぶち上りすぎてもはや全部どーでもよくなるから、職場に着く頃には仕事が苦でなくなる。今のわたしに効果てきめん。なにか、毒電波とか入ってるんですかねこれ?KOTOKOさんの歌声に脳が支配されて作業効率が上がる。そんな気がする。

Aiobahn feat. KOTOKO - INTERNET OVERDOSE (Official Music Video) [Theme for NEEDY GIRL OVERDOSE] - YouTube

 

以上。フラストレーションで血管ぶち切れ大噴火を起こしそうになりながらも努めて笑顔で働くわたしの力となってくれる音楽たちに、感謝……。