物置

雑多に、備忘録として

【読んだ本まとめ】2023年1月

今年の目標に「月に一冊は本を読む」を掲げた。こうやって感想をブログにすれば読むモチベーションも上がる、って寸法。

 

デジタルミニマリスト スマホに依存しない生き方

我々はSNSの「いいね!」によって脳内物質であるドーパミンが分泌され、加えて承認欲求も満たされることによりSNSを見ないと落ち着かない、スマホに注意が向いてしまうように調教されていたらしい。なるほど、たしかに。よく考えられている。

実際に筆者が1600人を対象に行ったデジタル・ミニマリストになるための「デジタル片づけ」の手法が書かれているが、これがなかなかハード。デジタルデトックスではなく、デジタル断捨離。一時的なものではなく、恒久的なもの。短期決戦でデジタル・ミニマリストになるものなので、本文中に「デトックス気分でやるならやめたほうがいいぞ。絶対元の生活にもどるから(超絶要約)」とある。

アプリだけじゃなくて画面を注視する行動全般が対象になるので、ゲームをプレイしたり映画やアニメをアマプラで見たりすることの多い自分には取捨選択があまりできなさそうな気がした。それでも、わたしも実際にSNSを見る頻度を時間制限をかけて減らしたり、スマホゲームのプレイをやめたりしてスマホを見る時間自体は減ってきているし、なくても困っていないのでやれるところをやっていきたい。わたしの一番の敵はYOUTUBEだ。

 

バッタを倒しにアフリカへ

崖っぷちの昆虫博士がアフリカで大量発生するバッタの研究をする話。

モーリタニアという国へ単身乗り込み、現地で「神の罰」とも呼ばれるバッタの大量発生に突っ込んでいく。そして「バッタに食べられたい」というなかなかパンチの効いた本来の願いがようやく叶った(?)姿に感動。言葉の壁を越えて周囲から信頼を得ていく姿もすごい。真の行動力がないとここまでできない。

個人的にドライバーのティジャニの話がどれも面白くて好き。あと、ヤギでバッタ防除チームを買収する話。モーリタニアではヤギはごちそうなのだそう。

筆者はモーリタニアでの研究が初めてのフィールドワークと語っていたが、自然科学の学者さんでも基本的には研究室で研究していると知って驚いた。フィールドワークが当たり前だと思ってたよ……。バッタの大群の写真は圧巻。こんなにいるんだぁ……。虫が苦手な人には少しきついかもしれないが、読んでて笑えて元気が出る。最高の1冊だった。

 

雑誌をPrime Readingで少し読んだ。

GISELe

服の着回し、めちゃくちゃ参考になる。あと、モデルさんがとってもきれいでおしゃれで目の保養。わたしもおしゃれになりたい……。

 

以上3冊。せっかくアマゾンプライム会員なのだから、もっと電子書籍も読みたいところではある。が、スマホじゃあまりにも小さくて読みづらい。タブレット買おうかなと思っているところ。