物置

雑多に、備忘録として

【読んだ本まとめ】2023年10月

急に寒くなり仕事イヤイヤ期がきて体調もメンタルも崩していた。といっても身体は動くし、休みの日は少し元気だし、イヤだと言いながら仕事にも行っていた。最近職場のクソっぷりが目につくようになってなんだか潮時を感じている。そんな職場の休憩室でちまちま読んだ本たち。

 

 

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ゴールデンスランバー

今更読んだ。首相暗殺の容疑者にされてしまった男が仙台中を駆け回る逃避行小説。

めちゃくちゃお人好しな青年がどうして容疑者にされてしまったのか、謎だ。警察も鼻から主人公が犯人だと決め打ちして追ってくるのがなんだか胸糞悪い。しかも超監視社会。自分の姿や電話の内容、全てが筒抜けかもしれないかなり異常な状態からどう切り抜けるのか、身の潔白を証明するのか、展開が読めなかった。伏線が回収されていく様は読んでいてとても気持ちよかった。一番最後、エレベーターにたまたま居合わせた女の子にスタンプを押された主人公のシーンでちょっとジーンときてしまった。

結構長いなーと思ってたらあっという間に読んでしまった。ものすごくエンタメしてる。

映画になっていると知ったので、観てみたいな。堺雅人が主人公を演じているらしい。光の堺雅人にはお人好しなキャラがピッタリすぎる。

 

アフタヌーン 2023年9月号、10月号

「山田君のざわめく時間」の感想をば。

前々から思ってはいたけれど、中丸先生は結構気にしいのようだ。身の回りの「ちょっと引っかかること」を探すのがうますぎる。毎回、山田くんと同じ気持ちになった。

苦手な話題ってマジで返し方がわからん。どうすれば長引かせず終わらせることができるのだろうか。

 

 

動物のお医者さん」も半端にしていたので、そろそろ読み切ってしまいたい。読み切ってしまいたいが、なんだかさみしいな……。