物置

雑多に、備忘録として

あの頃のわたしへ

推しは推せるときに推せ。「鉄は熱いうちに打て」理論は割と正しくて、いつかその熱意は日常へと変化していくものだから、推しに熱心に入れ込んでいるときは貴重な日々だと感じている。ただ、何らかの理由でもやもやすることがあると思うから、そんなときの対処法を簡単に書き記しておく。

 

わたしのような影響されやすい人間は推しの考え方や生き方、価値観、好み、その他いろいろに少なからず影響を受ける。今はだいぶ落ち着いたが、これまでずっとそうだった。わたし個人の意見だが、推しの思想等スタンスにおいてお前は推しを写すが、推しはお前を写す鏡じゃない。良いところはどんどん真似し、リスペクトする。ただ、推しの思想がこの世のすべての正義ではないことを心の中に止めておかなければならない。いつか推しの言動が受け入れられない時もくるだろう。人間の心情など諸行無常、移り行くものだからそのことで悩む時が来るかも知れない。そんなときは自分の価値観をとにかく大事にして生きろ。推しも大事だが、まずはお前の人生が大事だ。推しは推しの人生を歩んできたしこれからも問答無用で突き進むから心配するな。少なくとも推しから学んだことはあるはず。それはお前の糧になるだろう。役立つ日は来る。

本当に無理かもしれんと思ったらしばらく離れろ。情報を入れるな。Twitterに張り付いてROM専してる場合じゃない。推しにこんなことを言うのは苦しいが、今のわたしは自分が一番かわいいのでマジで自分に嘘をついてまで推し個人についていく義理はない。理由もない。作品だけ追え。それで良い、十分立派なファンだよ。わたしはそう思う。

 

それから、ひとつの界隈にのみいるとしんどくない?わたしはしんどかった。だって良いこと悪いこと全部入ってきてそれに一喜一憂してしまうから。依存先はいろいろあると良い。2次元3次元なんでも良い。いろんな次元の推しに触れる、いろんな界隈に顔を出すと異文化交流的な学びがあると思うよ。

 

のちに振り返ってあの時のアレって…と思ったのなら君が成長した証だ。人生は日々学びがあるなあ。

 

 

 

ということを、若かったあの日のわたしに伝えたかったんだ。