ゆとりある物置

この世の覚え書きとして

晩夏だ!納涼パニック&ホラー映画祭り!

自主開催。一人決行。祭りとはいえ観たのは3本だけです。

盆も過ぎたというのに暑すぎるので、今年はプライムビデオでパニック映画やホラー映画を観て気持ちから涼むことにした。というか、あと冷やせるところが肝ぐらいしか無くなった。

主観的な涼しさを最大⭐︎5つで表してみます。

 

シャークネード

涼しさ⭐︎⭐︎

これが伝説のB級サメ映画……!?

サメの大群が迫ってきていることと巨大なハリケーンが発生したことは理解できても、この2つが合体することは理解できない。そもそも、サメを巻き上げるほどのハリケーンなら、街は壊滅必至だろう。

などと現実を直視しすぎてはいけない。これはファンタジーというフィルターをかけなければ。それにしても次の展開が読めてしまうシーンや必要と思えないシーンが多い気がする。これぎゅっと1時間くらいに納まりそうな予感がするぞ。

高頻度でサメに人が食われるし血が流れるしヒヤッとするが、大体の展開が読めるのとハリケーン=台風=夏なので思ったほど肝は冷えなかったし、むしろ暑かった。

 

シャイニング

涼しさ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

ジャックニコルソンのあのポスターしか知らない映画。ホラー映画のくくりに入れていいのかな。

冬の間閉鎖するホテルで管理人として家族と住み込みで働くことになったのは良いけど、ジャックはホテルの管理っぽい仕事を全然しないで(妻が代わりにやっているっぽい)物書きをする。そのうちだんだん精神を病むのだがそのきっかけらしいきっかけがよく分からなかった。部屋でぼーっとしてたり、急にホテルのバーで幻覚見始めたり。ホテル自体で昔殺人があったとか立地がインディアンの墓地だったとか、長い冬のせいとかいろんな要因があってのジャックニコルソン発狂なのかな〜〜。

謎の双子ちゃん(前の管理人の娘たち?)が現れたり、「入ってはいけない」と言われた部屋にいた謎の美女が老婆に様変わりしたり、ジャックが斧を持って寝室に討ち入り(?)したらびっくりハラハラなシーンでちょっと肝が冷えた。あと、山にある冬のホテルが舞台なので、めちゃくちゃ雪景色で視覚的に涼し〜いと思った。

 

リング

涼しさ⭐︎⭐︎⭐︎

夏のド定番。何回も観ている。何回も観ているのでなんと無く展開は分かるのだが、この出てきそうで出てこない微妙な空気がちょうどよくハラハラさせてくれる。

呪いのビデオの内容が何度見ても気味悪くて非常に良い。情報の関連性がぱっと見なさすぎるし、ホラー映画だからびっくり表現が出るんじゃないかとびくびくしながら観る。内容わかってはいるけど。パチンコではなんかかぶって指差している男性が出てくるとアツいらしいです。知らんけど。人から聞いた。

それから若かりし松重豊がいるのもポイント高い。ちょい役だけども!

貞子の供養?はできたけれど呪いを解く方法はビデオをダビングして他者に見せることなので「これまでの苦労は一体?!」となるし、松嶋菜々子が両親にビデオを見せ息子の呪いを解くために車走らせるし、後味悪くて最高だし、最後の最後に貞子登場で真田広之の顔面が恐怖で歪むので盛り上がる。エンディングの「feels like HEAVEN」はよくよく聴くとノリノリハウスなので恐怖はどっか行く(個人の感想)。でもトータルすると肝は冷えます。

 

 

「ヘレディタリー/継承」をずっとウォッチリストに入れているものの、観る勇気が出なかった…。

気づいたら空気が秋めいてきたので、アツくなる映画も観ようと思います。