物置

雑多に、備忘録として

平沢進+会人「会然TREK 2K20▼04 GHOST VENUE」ひとこと感想

セットリスト順に感想書いていくので、よろしくお願いいたします。

語彙が死んでるTwitterの感想もついでに貼っておきます。

 

やりませんでした。なんとなくわかってた。

 

 

1.電光浴

歌詞違いのやつ。いつのアレンジだ?(第6フォルマント収録)好きなのでいいけど。

 

2.世界タービン

 着席公演だった大阪の配信観てないのでどんなものか知らなかったんだけど、アレンジが好みだった。あとで配信してほしい。Mカードでもいいし、楽曲パックにしてテスラカイトで販売してくれてもいいし、形態は問わん。

 

3.祖父なる風

客席にヒラサワと会人がよくあるこの画像

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の感じで観覧してた。それがサブリミナル的に挿入されるので笑わざるを得ない。

 

4.RIDE THE BLUE LINBO

誰ひとり落とすな。すごくいい曲なんだけど、さっきのサブリミナル観客に引っ張られている自分がいる。

 

5.狙撃手

還弦アレンジだ。そもそも不穏な曲なのにオーケストラアレンジによって重厚さと優雅さと危機感がマシマシになったなぁ、と思った。ぞくぞくする。

 

6.Σ星のシダ

3~5曲目は「RIDE THE BLUE LINBO」6曲目のこれは「白虎野」に収録されているのだが、「点呼する惑星」を含めこの3枚は「ディストピア3部作」と呼ばれている。ここまで続くとは思わなかったため、(もしやコロナ禍の今を表現しているのでは)と。すごいなぁ、平沢進

 

7.アディオス

レーザーハープをピタッと止めるおてての麗しさよ。何に対してアディオスなのか。世界の現状か?

 

8.キャラバン

急にセットを解体?し始めた。どういうこと?と頭がついていかない。ヒラサワがステージを引っ張る姿は、昔ちょろっとだけ見た三幕三時間のチューブラヘルツを引っ張る姿のよう。一緒にステージを押す会人とお面のスタッフ。今までの大混乱から別れを告げ、安寧の地へ行こうとしているのだろうか……?

ここで360度カメラの登場なわけだが、この使い方で大丈夫なんです?正解なんです?映像酔いしそうですね?

 

9.デューン

 ヒラサワが弾いてたギターが気になって仕方ない。音が反響する穴?がない。サイレントギターには見えないしなんなんだあれ。カッコいいけど。弦楽会人もよい。シルエットで魅せてくれる。

 

10.SWITCHED ON LOTUS

 なんか、ファンシーな洋画のBGMみたいなアレンジだな。動から静に。昂った身体、心を静めてくれる。東京公演でもやってくれたが、そのときに聴いた感覚とはちょっと違かった。気づいたら涙を流していた。

 

11.生まれなかった都市

 

戻ってきてしまった。安らぎは一時だけだったのだ。

 

12.パレード

ステージを一直線に横切るレーザーハープ、レーザーをシュッと切るとばいんばいんと跳ねるのが面白い。パレードといえばやはり「パプリカ」だが、あのアニメのシーンを思い出さずにはいられない。コロナ禍の人がいなくなった世界、何が蔓延り我が物顔で闊歩するのか。わたしはイギリスの住宅街に現れたヤギの群れを思い出した。

www.huffingtonpost.jp

 

13.庭師KING

 セグウェイで会人再登場。風を運んでくれる庭師。休まず働いて本当にお疲れ様です。ところで、みえてるんでしょうか。会人のお二方。私気になります。

14.Wi-SiWi

会人の動きが可愛い。かわいいもんはかわいい。 

 

15.夢の島思念公園

 

前がちょっと静かめな曲だったもんで、一気に持ってかれた感。尊大さと驚きと爽快さの中になんでもないOLのランチタイムが共存してて、日常にいつか戻れるだろうかと思ってしまう。

16.救済の技法

全人類納得のセットリストだった。

 

なんという無慈悲な(自分が悪い)

ここで504 Time out に泣かされ、そのまま終演という運びに。

後日救済の技法から残り2曲を見ることになる。

 

17.QUIT

 テスラコイル大活躍回。わたしの感覚だとライブの度にいるからそこまで気に留めなかった。己の存在意義を見出したのだろうか。機械が自我を持つストーリーは大好物なので、妄想がはかどります本当にありがとうございました。そしてステージ上には誰もいなくなったわけだが、テスラコイルがひとり取り残されているのが物悲しい。

 

18.現象の花の秘密

はけたかと思ったらチェーンソー持ってきたんだけど?幕を切り始めたんだけど?「始まりの幕を切る」ヒラサワ……。新たな世界だぞと、もう戻れないんだぞと告げられているかのよう。インタラクティブライブ「ノモノスとイミューム」ではハンドマイクや殺虫剤まき散らして歌ってたんだが、今回チェーンソー歌唱という新たな芸を我々に披露してくれたヒラサワ。どんどん色物パフォーマンス楽曲という認識になっていくのだが、いいのだろうか。楽しそうで何よりです。

 

ラストは 

観客動員ライブでは絶対にやらないであろうパフォーマンスで締め。サブリミナル観客ヒラサワも挿入されていた。何を見せられたんだろうか……。

 

無観客配信ライブという初の試みでいつも通りの平沢進をこれでもかと見せつけられたので、感服せざるを得ないとんでもないライブだった。まあ、毎回感服しているんだけど。このライブ、なんと3000円で見れたのが驚き。安すぎるし、見終わった後にもっと払わせてくれと思った。スパチャ投げさせてくれ……。この公演、いつか円盤になるだろうか。今すぐにでも見返したい、円盤で欲しい公演になった。いつになってもいいので、わたし待つので…円盤化お願いいたします。